こんにちは。建築士ママブロガーのひだまりです。
新築を計画中、自分のお気に入りの品をとりつけたいと考えたことはありませんか?
取り付けてくださいってお願いしていいのだろうか。と不安になることもありますよね。
でも、もし取り付けてもらいたい‼︎と思うのものがあれば早い段階で相談してみるといいですよ。
実際、私も仕事をしたときにご相談いただいたことがあります。
ちなみに私の勤めていた会社では対応できました。
新しく建てる家でしたいことは、迷わず施工会社や設計士さんに相談するのがおすすめです。
施主支給(せしゅしきゅう)
本来、施工会社が商品を準備し、取り付けをして工事をすすめていきますが、お施主様が商品を準備し(支給し)、取り付けのみ施工会社が行うことを施主支給といいます。
施主支給で取り付けたいものがある場合は早めに相談しておきましょう。
例えば、欄間などの施工の場合、事前に図面にかいて、おさまりなどの検討が必要な場合があります。
早めというのは、出来れば計画の図面段階がベストです。
施工図をかくときに収まりを考えたり、見積もりの際に施主支給の部分を反映してくれます。
まずは施工会社、建築士に確認
施主支給に対応してもらえるかどうかまず確認しましょう。
施主支給になると施工会社として手間が増えたり、利益が減るなどにより、対応してくれなかったり、限定的に対応してくれる場合もあります。
先に商品を購入してから、取り付けしてくれないとわかっても悲しいですよね。
施主支給したほうがお得?
これは一概に言えません。
ネットなどでおしゃれで可愛くてやすいものもたくさんあります。
しかし、価格は安くても、施主支給の商品は故障や不具合があっても自分で修理依頼をしてどうにかしないといけません。
商品金額は安く見えても、運送費、取り付け費等で、結果的に施工会社に頼むより高くなる場合もあります。
また大型のものなど、現場に搬入するタイミングや、施工するまでの保管など手間も増えることもあります。
施主支給で取り扱わないでほしいもの
出来れば、住んで生活が始まってからも壊れる可能性のある水回り系は施主支給しない方がいいです。
具体的にいうとキッチンやお風呂、トイレなどです。
施工会社が商品を手配して取り付けたものは、壊れるなど不具合が発生した場合、施工会社がメーカーと連携して修理の手配などをしてくれますが、施主支給となるとそうはいきません。
ひだまり家は施主支給で取り付けた
ひだまり家はテレビカウンターと、寝室のカウンターを施主支給で取り付けてもらいました。
主人が自分で材木屋さんで購入した一枚板でリフォームする前から使用していたものです。
(実はウラ面で使用しています。使いたいオモテ面を娘がペンで落書き(T ^ T)泣く泣く裏面でとりつけ。これもいい思い出)
材木屋さんで18,000円で購入し、サンダーをかけオイルを2回塗りして完成した、私たちにとっては思い出の品なのです。
ひだまりより
あなたが用意したものを取り付けたいという希望がある場合は、早めに設計士、施工会社に相談してみましょう。
ただし、施主支給の箇所が壊れてた時は自己責任になるので修理等すぐに施工会社が対応してもらえないと心得ておきましょう。