【ダイニングテーブル上のライト】照明器具はダクトレール で自由自在

こんにちは。建築士ママブロガーのひだまりです。

新築やリフォームを計画していく中でおしゃれな雰囲気の部屋に憧れますよね。

ダイニングテーブルのうえをかわいいおしゃれなペンダントライトで照らして家族で食卓を囲む。

建築実例集やデザイン雑誌をみて楽しみが一段と増してきますよね。

じゃあそのダイニングテーブルは、部屋のどこに置くの??どのくらいのサイズのダイニングテーブル??

ただでさえ、家づくりで決めることがたくさんある中、これだ!と決めきれないと思います。

将来、家族構成が変わったり、ダイニングテーブルの大きさも変わってしまうことだってあります。

そこで!おすすめなのがダクトレールです。

ずばりダクトレールとは

ダクトレールは、配線ダクトやライティングライトといわれる配線用の管です。

現物はこれです ▼

このレールの中に電流が流れていて、どこでも簡単にダクト用照明や引っ掛けシーリング(ダクト用プラグをつけて)を接続することができるのです。

数もデザインも位置だって自由に後から変更できる!!ーひだまり家のダイニングテーブル上はダクトレール 採用ー

ダクトレールのメリットは、自由度が高いということ!

好きな数の照明をレール内の好きなところに簡単に取り付けることができます。
(最大ワット数の制限はあります)

ダイニングテーブルの上にペンダントライト3灯吊り下げることだってできます。

将来子供達が大きくなってダイニングテーブルで宿題をするときに照度(照明の明るさ)の高い照明に変更することも簡単です。

ダイニングテーブルの大きさや位置が変わっても対応できます。

10年先や20年先は、今一生懸命計画して考えていてもわからないものですよね。

でも、このダクトレールを設置しておくと、簡単に部屋の雰囲気や用途を変えることができるのです。

ダクトレール自体の長さをぴったりで施工できる

将来間接照明で過ごしたり、部屋の使い方が変わっても照明が取れるように壁面にもダクトレールを設置できます。

付けたい壁の長さにジャストサイズ!▼

T字に施工することもできます▼

他にも四角や十字、L型、コの字など施工バリエージョンがありますよ。

●ダクトは造営材に堅ろうに取り付けてください。
ワイヤ吊りなどの不安定な施設は行わないでください。
●ダクトの開口部は下に向けて施設して下さい。上向き取付、壁に縦向き取付はできません。
横向き取付には下記の通り制限がありますので厳守のうえご使用下さい。

  • 必ずダクトカバーをして塵埃の侵入を防いで下さい。
  • 人が容易に触れる恐れのない場所に取り付けて下さい(例えば1.8m超の場所)

引用:Panasonic照明住宅照明総合カタログ2018c-34

ダクトレールの色は、白・黒・シルバー

Panasonicのカタログでは白色、黒色、シルバーがあります。

部屋の雰囲気に合わせて選べますね。

例えば、天井が白色の時、白色のダクトレールにすると目立たなくスッキリすることができます。

白色の天井に黒色のダクトレール にすると、照明の存在感があってデザインとして使えます。

木目の天井だと黒色もかっこいいですね。

インダストリアルリアルなインテリアが好きな方はシルバーを使うことも。

ひだまり家は、出来るだけ照明のレールが目立たず、天井になじむように白色にしました。

ひだまりよりまとめ

照明で部屋の雰囲気は大きく変わりますよね。

長く住む家でライフスタイルが変わることで照明も変えたくなる日がくるかもしれません。

しかし照明器具を変えるというと、器具代に工事施工費と費用もかかり、結局変えるのにハードルがあるものです。

このダクトレールを取りつけておくだけで、将来変えようと思った時に簡単に自分で出来ますよ。

ぜひ検討してみてください。