こんにちは。建築士ママブロガーのひだまりです。
マイホームを建築中、夫婦間で意見の違いはどうしてもでてきますよね。
自分たちの家へのこだわりなど、夫婦でも、価値観が全く一緒というほうが稀ではないでしょうか。
でもせっかく大きな夢とお金を使って建てているのに、お互い満足のいくものができないと、かなしいですよね。
家づくりは、家が完成して終わりではなく、そこで快適な生活をするためのものです。
家族みんなが笑顔で暮らせる家づくりをするためにはお互い納得して建てていくことが大切です。
まさにひだまり家も夫婦間の意見の違いが起こりました
人生で何度もない大きな買い物である家づくりは失敗したくない、納得のいくものを建てたいと誰もが思いますよね。
私も、屋根瓦の撤去、 屋根葺替え、耐震補強や間取りの変更、サッシの付け替えなどで1,000万円以上お金のかかるリフォームでした。
6年間リフォーム前の家に住んでいたこともあり、以前から夫婦間でリフォームの時はこうしよう、あぁしようと話していました。
リフォームでしたし、(新築のように1から考えなくてよかった)、以前から話していたからか⁈!
案外、部屋の間取りなどでは、大きな意見の食い違いがなく進んでいました。
しかし具体的な細かいところで意見の食い違いが発生しました。
キッチンの調理器をガスにするか?IHにするか? 問題
主人は料理好きで(私よりおしゃれな料理を出してくれる)、結婚後共働きの期間(子供ができるまで)よくご飯を作ってくれていました。
子供が出来てからは、子供達が大きくなった時に「お母さん、今日のごはんなに〜?」と言われたいという私の(変な?)こだわりでご飯づくりは私がしていますが。
とはいえ、たまにご飯したくない時は、主人にお願いすればおしゃれ料理が食べれるというラッキーな状態での料理担当です(照)。
私自身、住設メーカー(10年前)で働いていた自分の感覚としては、その時から圧倒的にIHを選択されるかたが多かったです。
なので、ひだまり家もリフォーム後はIHにすると思っていたんです。
実際、私は新築の方に商品説明するときにおすすめしていたし、何度かIHの実演もしていて使い方もマスターしていました。
ちなみに実家もIHの出始めて間もない頃からIHでした。
料理してるって気がする‼︎
子供たちに危ないから使わさないじゃなくて、危ないものはこうやって気をつけて使うんだよって教えたほうがいいでしょ。
俺は、ご飯もう、つくらないかも。
主人はガス派。私はIH派
えぇぇ〜。なにこの意見の違い。
でもこの話し合いが大切なのです。
この調理機器の選択は、完全に私に投げられたわけですが、たくさん話しをすると相手の思いやメリット・デメリットがでてきますね。
そこで私もメリット・デメリットを考えたところ…
安全性・お手入れ < 主人のおしゃれごはんをたまに食べたい
結局そこか!!と思われそうですが、せっかくしてもらえる助けをなくして自分しかしないという状態は避けたかったのです(笑)
結論としてひだまり家はガスになりました。
照明器具の色味問題
照明器具の色というのは部屋の雰囲気を決めるのに重要な役割を果たしますよね。
でんきやさんでもよく見かけると思いますが、「電球色」か、「昼白色」かで意見がわかれました。(電気屋さんには昼白色より青みがかった明るい昼光色というのもあります)
リビングの電気を主人は電球色(オレンジ色)▼
私は昼白色(白っぽい色)▼
がいいという話です。
とお互い平行線のまま話はまとまりませんでした。
照明の色の影響って本当に大きいですからね。
リビングの照明の色味を主人は電球色派。私は昼白色派
この話はお互い譲れず…
出した結論は、少しお金はかかるけど調光できるライトにしようです。
私や子供達がいる時間のリビングは基本昼白色で、私達が寝た後や、来客があった時は電球色にするということでまとまりました。
まとめ
夫婦といえど生活環境や感じ方が違う2人が1つ屋根のしたで一緒に暮らしています。
これから作っていく夢のマイホームにお互いいろんな夢と思いがあるでしょう。
でも家は完成したら「終わり」ということはないのです。その空間で共に住んで、より楽しくしていく道具のようなものです。
お互い納得いくまで一生懸命話しをして欲しいです
そしてなかなか結論が出ない時は、一度整理をして設計士さんなどに相談するのがいいと思います。
新たな切り口で解決の糸口が見える可能性もあります。
うちは若干照明関係予算よりが高くなりましたが、気持ちよくリビングが使えています。