こんにちは。建築士ママブロガーのひだまりです。
新築を計画しているときに、
って思いますよね。
実際に使っている人はどう思っているのか体験談を聞いてみたいですよね。
実は私自身、3年前にリビングをリフォームして温水式床暖房(ガス)を施工しました。
ここでは私の体験を家族の感想とともにお伝えしようと思います。
床暖房で迷われている方の参考になればうれしいです。
我が家が床暖房をリビングにつけた理由
我が家がリビングに床暖房をつけた理由は、
将来家を建てる時は床暖房のある家に住みたいという憧れがあったからです。
(結局新築ではなくリフォームですが)
純粋に床暖房の優先順位が高かったからですね。
家づくりは予算がありどうしても優先順位をつけて選んでいかなくてはなりません。
なにもかも思い通りになればいいのですが・・・
家は建てるのが目的ではなく、楽しく快適に生活する基盤ですので家族の生活スタイルによって取捨選択してくださいね。
なぜそこまで床暖房に憧れていたかというと、大学生の頃、雪の降る地方に遊びにいって、とあるお宅の床暖房に感動したからです。
そのお宅は、リビングにロフトがあって、一泊させて頂いたんです。
それまで床暖房のある家に行ったことがなかったし、何より外は雪なのに部屋の中のほわーとした暖かさが忘れられませんでした。
(若干思い出補正も入っていると思います)
実際に自分の家のLDKに敷いて冬が本当に快適
我が家はリフォームしたので床にも壁にもしっかり断熱材を入れています。
でも冬になるとどうしても床って冷たくなりますよね。
それが素足で歩けます。
うーん。これは体感してもらわないと言葉で伝わらないですがポカポカした感じなんです。
憧れていた床暖房のあるリビングで家族で過ごせるのは幸せです。
でも設置費用とランニングコストがかかります
我が家はキッチン、お風呂がガスなのでガスの温水床暖房にしたのですが設置費用とランニングコストはかかります。
ちなみにこの床暖房は冬しか使わないのでだいたい12月から2月くらいですね。
なので1年のうちの3ヶ月しか使わない床暖房に設置費用と使った分だけかかるランニングコストをかける必要があると思えるかどうかですね。
リフォームが完成して床暖房のあるリビングに住み始めたのがちょうど2015年の2月だったのですが、あまりに床暖房が嬉しくてリビングは床暖房だけで生活していました。
朝は起きる前にタイマーで部屋を暖めて昼間は保育所や仕事で家にいないので消していましたが、夕方5時頃から夜寝るまで使っていました。
ガス代をはっきり覚えていないのですが通常の倍以上はかかっていた気がします。(明細を置いておけばよかったです。(涙))
立ち上がりは早い。スイッチを切ったあとも暖かさが残っている
温水式の床暖房ですが床が暖まるのは早いです。
エアコンのように部屋全体をすぐに暖めてくれることはありませんが、じわじわ暖まっていく感じです。
部屋全体を早く暖めるためには、エアコンと床暖房を併用してある程度部屋が暖まったらエアコンを切るのがいいのかなと思います。
タイマー予約ができます
タイマーで予約をすることができます。(機種によるかもしれません)
なので朝起きる前に入れておくと床の暖かいリビングです。
着替え用の服も床においておくと温まっていて気持ちいいんですよ。
ただあまりに床が気持ちよくて起きてきたのに床にゴロンとしてしまって動きたくなくなるレベルです。
ってことで我が家はリビングにソファを置かずに生活しています。
エリア切り替えできる
最初の施工前にきちんと打ち合わせしてから施工してもらう必要がありますがエリアごとにON・OFFすることも出来ます。
(うちはエリア切り替えできません)
ただし床暖房で部屋全体を暖めるためには、部屋の床面積の60%以上施設する必要があるようです。
私は床暖房をして満足です
私は自分の家を建てられる日がきたら床暖房を敷きたいと思っていて、さらに期待通りぽかぽかした暖かさがあって満足しています。
本当に冬がとても快適になりました。
リビングをゴゾゴゾするのも寒くないのでつらくないですよ。
空気が乾燥しにくい、音が静かだというのも魅力の1つです。
あと、リビングの床は無垢フローリングを使いたいというこだわりがあったのですが、床暖房対応の無垢フローリングもあるので床材も満足しています。