こんにちは。建築士ママブロガーのひだまりです。
新築(リフォーム)を計画する中で、
と悩みませんか。
ウォークインクローゼット=たくさん収納できて、家がスッキリ片付くと思いますよね。
でも、ウォークインクローゼットは、収納の部屋なので、人が入るスペースが必要です。
使いにくければ、『広い物置』になってしまうこともあります。
お金を払って作った収納空間が、使い勝手が悪いともったいないですよね。
使いやすさを考えて計画すると、ものの出し入れが簡単に出来て、ストレスなく家がスッキリ片付いた状態がキープ出来ます。
あなたの生活スタイルや収納量を考えながら一緒に考えていきましょう。
どんなものをウォークインクローゼット に収納するか
ウォークインクローゼットは人が中に入って収納出来ます。
- 家族全員の服を一括管理で収納
- ご夫婦だけで、管理は夫婦別々
- 大物の収納と、奥様の服のみ(お主人様やお子様はそれぞれ別のクローゼットで服を管理)
- アクセサリーなどの小物を置く
- ウォークインクローゼット内で着替えをする
- アイロンがけをする
上記は使いかたの例ですが、用途に合わせて必要な大きさが変わってきます。
サイズ感を確認しよう
服を吊る収納の奥行き
一般的なハンガーのサイズが約40cm前後(大きいサイズは50cm近くあります)
コートなど大きいものをかけるためには60cmあると安心です。
引き出し
一般的な引き出し(衣装ケース)の奥行きは40cm〜60cm程度です。
引き出しを引くと同じ長さ分前にスペースが必要です。
使用頻度を考えよう
部屋に収納していくので部屋の角や普段使いにくい高いところにも収納はできます。
管理できる広さにしよう
大は小を兼ねるという言葉がありますが、広くとりすぎて管理できなくては意味がありません。
片付けたはずなのにどこに置いたか分らないとなると時間も空間も無駄にしていますね。
また収納と通路の兼ね合いから面積は広くても収納量が上がらないケースもあるので部屋の取り方もよく考えましょう。
ウォークインクローゼットのなかで何をするか
収納の中で服の整理や保管であれば通路幅は60cmで大丈夫です。
でも、そのウォークインクローゼット で着替えをしようと考えているならばもっと大きい通路が必要です。
また、アイロンなどもかけたいと考えていれば作業スペースやコンセントもあったほうがいいですよ。
ひだまり家はこんなウォークインクローゼットになりました
ひだまり家では、主人は、自分で別のクローゼットで管理しています。
(あまり私が片付け上手じゃないため夫婦の服が混ざると片付けが困ると判断したため)
ということで、寝室にあるウォークインクローゼットには私と、子供達のだけのものです。
約2.5畳の広さにしました。(2.85m×1.425m)
ウォークインクローゼットの中で着替えもできるように通路は広めの70cmあります。
引き出しは45cmで引き出しを出しても十分な広さです。
子供達の服はまだ小学校低学年ということもあり、基本的には引き出し内に片付けています。
子供達の服でハンガーに吊っているものは、学生服、セーラー服、ピアノの発表会で着たドレスくらいですね。
枕棚の上には、季節外の服や、カバンなどを置いています。
使いやすい収納を作っていきましょう♪