こんにちは。建築士ママブロガーのひだまりです。
ひだまり家は築38年の家をリフォームして住んでいます。
この前、水道の明細をなんとなく見てみるとビックリすることがあったんです。
水道料金が突然前の月の倍になっていたんです!
普段通りの生活しかしていないので明らかにおかしい・・・
そんな時に疑うべきことは、漏水です。
漏水しているかどうかは自分で確かめることができますので早めにチェックしてみましょう。
前の月より水道代が急に上がったという方はぜひ読んでみてください。
漏水かどうかチェックする方法
漏水をしているかどうかは自分でチェックすることができます。
まず、家の中と外のすべての水道が締まっているか確認して下さい。
洗濯機や食洗機など水を使う家電も止めておきましょう。
次に、家の外にある量水器ボックスを探しましょう。
▼基本的に道路と家の間の敷地にあることが多いです。
▼ひだまり家は30年以上前の建物なのでこんな量水器ボックスでした。
▼この量水器ボックスのふたをあけます。
▼漏水しているかがわかるのは、この銀色のパイロットが回っているかどうかです。
水道を締めているのに、この銀色のパイロットがゆーーーっくりでも回っていればどこかで水が漏れています。
これで漏水しているかどうか確認できます。
漏水していることがわかれば、建築してくれた会社などに連絡して設備屋さんにみてもらいましょう。
住宅で漏れやすいのはこんなところ
漏水をしてしまっている場合、なかなか自分で特定するのは難しいです。
設備屋さんにお願いして修理してもらうことがほとんどですが、自分でも一応、確認してみましょう。
場合によってはホームセンターでパッキンを買えば自分で簡単に直せる場合もありますよ。
ロータンクのトイレのパッキン
トイレのロータンクトイレを使っている方はトイレをみてみてください。
この黒いパッキンが劣化するとトイレの便器のなかに水が少し漏れます。
便器をよくみるとわかると思います。
パイプの接続部
やはり水が漏れる原因は接続部です。
キッチンやお風呂、洗面台などの蛇口で水漏れ箇所がないかみてみましょう。
パッキン部分だけの問題ならホームセンターで材料を買って自分でなおせることもあります。
雨が降っていないのに地面が濡れている箇所
だいたい給水管は家のまわりの地面に埋まっています。
晴れているのに一部敷地のコンクリートや地面が湿っているなどがあればその地面の下で水漏れしているかもしれません。
ひだまり家は自分で原因究明できず設備屋さんに突き止めてもらいました
考えうるところをチェックしてみましたがどこで水漏れしているかわかりませんでした。
そこで設備屋さんに来ていただいて音を聞きながら場所の特定をしてもらいました。
そして発見!
やはり地面の下で少量漏れていて、掘ってもらうと水たまりがありました。
一箇所だけかと思いきや、この折れ曲がっているところのパイプが割れて水が出ていました。
うぅ。設備屋さんにお願いしてよかったです。
この水道料金はどうなるの?
水漏れをして水道料金があがっった場合でも、その水道料金は、自分で払う必要があります。
でも地面の下で、いつのまにか漏れていた水道代を払うのは辛いですよね。
注意を払っていても、気がつかないうちに地下などで漏水している場合、
自治体によって異なりますが、漏水減額制度というものがあります。
漏水減額制度とは、水道料金の一部を減額する制度のことです。
修理が終わると指定工事店が漏水修理完了証明書を上下水道局に提出して、上下水道局ではそれに基づき審査を行い、減額更正を行えますよ。
直してもらった設備屋さんに相談してみてくださいね。